Book
モカに始まり
森光宗男
Mochanihajimari
by Muneo Morimitsu
「ネルドリップの伝道師」と呼ばれ、日本の珈琲文化に大きな影響を与えた森光さん、博多の自家焙煎珈琲店「珈琲美美」店主の森光宗男さんが、2016年12月7日に訪問先の韓国で急逝されました。
そこで、絶版になった生涯唯一の著書「モカにはじまり」を、珈琲の世界に生きる人はもちろん、コーヒーファンの方に読んでいただきたい想いで、森光さんの一周忌となる今年の12月7日に間に合うよう、再編集と再販に向けて「手の間」の田中智子さんが動きだしました。クラウドファンデングも始まりました。
“珈琲美美(びみ)”の森光宗男氏
1947年 福岡県久留米市に生まれる
1966年 県立久留米高校卒業後上京
1972年 東京吉祥寺の「もか珈琲店」入店。漂交紀氏より5年間指導を受ける。
1977年12月 福岡市中央区今泉に自家焙煎ホーム・コーヒー販売、ネル・ドリップの店『珈琲美美』を開業
2009年5月 福岡市中央区赤坂けやき通りに移転
モカ珈琲その香味の種明かしを求め、イエメン5回、エチオピア7回の視察旅行をかさねる。
Readyfor
このプロジェクトはAll or nothing形式です。11月6日(月)午後11:00までに、1,200,000円以上集まった場合に成立となります。
※このプロジェクトは
2017年11月6日(月)23:00 に成立しました。
「新・モカに始まりプロジェクト」
支援総額
2,445,000円
目標金額
1,200,000円
支援者数
319人
2017年11月01日
「クラウドファンディングで本を出す」
「クラウドファウンディングで書籍を出す」、「モカに始まり」を再編集・再販する。
珈琲の師「森光宗男」氏、森光氏が開いてくれた「モカの道」をこれからも繋げていく為に、インターネットサイトを通じて、多くの方に呼びかけ共感した人に広く参加してもらいたいと思い始まりました。
メッセージも多く頂きました。
『三鷹に住んでいた時、モカにはよく行ってました。そこで修行したご主人。武蔵野の風景に合う佇まいを思い出しました。』
『ご連絡ありがとうございます。大好きなマスターがお亡くなりになったと聞いたのは本当につい最近のことでした。本当に本当にびっくりしました。大学時代からカウンターでマスターが立ててくださるマンデリンの香りを楽しむのが楽しみでした。』
増補されたページには、森光氏と珈琲の旅を共にする同志グループの旅の話も綴られています。
濃くて深い素晴らしい珈琲人生に対して、再版して書店に並ぶだけでなく、森光宗男氏のご冥福をお祈り申し上げ、珈琲に関わる方、珈琲ファン、美美ファンの方、森光さんとふれあった方々にクラウドファウンディングという形で、ライブな時間を共有出来ればと思います。
デザイナー 村上行信